大崩沢施工状況!【鋼製枠設置】

大崩沢の中間施工状況です。

 

この工事は鋼製枠を組み立て、その中に詰石を施し床固工を設置し、上流部の土砂流出を防ぐ工事です。

 

現在は全5段ある内【鋼製枠設置】3段目まで完了です。

 

 

 

【写真1枚目】

 

正面からの写真です。

上流側は『大きく崩れ』危険な状態です。

 


【写真2枚目】

 

鋼製枠組立状況です。

 

平地で組み立て、設置個所へ運び、ボルトで枠を止めで上下左右を接続し、中に石を入れていきます。

 

 

 

【写真3枚目】

 

設置個所の背面の写真です。

枠の隙間から石が出てこないよう『人力』で施工しています。

 

【写真4枚目】

 

設置個所の正面の写真です。

 

背面同様に枠の隙間から石が出てこないよう施工していますが、正面は特に気を使い『細長い平らな石』を選別して、綺麗に縦に並べ、さらに『斜め』に配置して見た目を整えています。

 

鋼製枠設置工事は、石を積み上げる職人によって『見栄え』が変わります。枠から石がはみ出てしまえば、そこから石が脱落し穴が開いたりもします。さらに積み上げるときは機械は使用できず『人の手』のみの作業で石に手を挟むこともあります。

 

そんな条件の中でも『綺麗に仕上げる』ことが出来るのは職人の『気持ち』があるからです。